いつも晴れ晴れ奈良ブログを読んでくださってありがとうございます。
ならまちのあちらこちらを歩いている私ですが、まだまだ行ったことのないお店は多いものです。
次々に新しいお店ができるし、細ーい路地にあって目立たない小さなお店も。


今回訪れた「茶の湯」さんも、ならまちの外れの路地にポツンとあって、気がつかなかった。
体に優しいご飯を欲するお友達に連れられて、お散歩がてら行ってきました♪

暖簾をくぐると、入り口は奥まってて、なんとも言えない懐かしい雰囲気。
タイムスリップしたような、知らない街へ来たような。
出迎えてくれたのは、意外にも体格の大きな男の店主でした。
見た目とは全然違う、物腰の柔らかな優しいおじさんです。

中に入ると、お香の香り。
そしてバリ風のお面や置物がいいスパイスになっていて、今度は異国にでも来た気分。
もはや自分がどこにいるのかわからない不思議な気持ちになってきます。

案内されたお席は、明るすぎず暗すぎず・・・というか
正直に言うとこんなに暗いカフェは初めてです!!
でも外から差し込む光が、レースのカーテンにふんわりと包まれて、なんともいい具合でした。

他には壁向きのカウンター席が少しと、2人がけのテーブル席が1つありました。

足湯+ランチ+ドリンクで2000円のセットを注文した私達。
まずは足湯の桶を持ってきてくださいました。
吉野杉で作られた大きな桶に、お湯とマッサージ効果のある玉石、布で包まれたお茶っ葉が入っていて、足でふみふみすると良いそうです。
「ならまち観光で歩き疲れた足を癒したい」そんな気持ちで このお店を始められた店主の、おもてなしの気持ちが込められています。
靴下を脱いでズボンをまくって、そぉっと足を入れてみました。


おぉーーーーーーーー。。。
あったか〜い。
じんわーーーーーーり。。。
ホッとするーーーーー。。。
足を入れただけなのに、全身の力が抜けるような、このホワッと感はなんなんでしょう😌
これは絶対体験するべきです!!

体が温まってきた頃、美味しそうな食事が運ばれてきました。
今日のメイン、真ん中のホイル蒸しは「みょうがと生姜の豚肉巻き」
それを取り巻く7種類のおかず達。
国産の材料にこだわって、塩と砂糖をできるだけ使わずに作られているそうです。

玄米のご飯は思ったより食べやすかった。
あったかいお味噌汁、デザートのヨーグルトもついていて、こんなに盛りだくさんで1200円。
どれも店主の人柄を表すような、優しいお味でとても美味しかったです。
(足湯なしで、ランチだけでもいただけます)
足湯のお湯が冷めてきたら、熱いお湯を足してくれます。
ランチの生姜と足湯のおかげで、全身じんわり汗ばんできたなーと思っていましたが、
1人でお店を切り盛りされている、おじさんの汗には敵いませんでした。笑

お店から出たらひんやり秋の気配。
「日帰り旅行にでも行った気分だね〜」
「ほっこり癒されたね〜」
家からこんなに近いのに旅情があって、非日常すぎる素敵な空間。
足が疲れた観光客はもちろんのこと、コロナ過で旅に出られない地元の人にも超おすすめです。
私は今度、お茶と足湯で読書を楽しみに行ってみようと思います。
足湯カフェ 茶の湯
📍奈良市元興寺町20−3
電話 0742-26-7100
営業時間 11:00~18:00
定休日 木曜日


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